かわいい小動物を衝動買いして早4年か
4年前まではイキモノの衝動買いなんて許せなかった。何の準備もなくその場の勢いで持って帰るなんてあり得なかった。
なのにイベントで「一目惚れ」してしまい、自分自身に聴牌って夫に相談したり説得したり言い訳したり、そのうち何故か半泣きで怒ったりして夫を面白困惑させ、結局その生体を買って帰ったのだ。
かわいい小動物はまず、顔が可愛かった。そして顔以外のすべても可愛かった。これほどかわいい個体は見たことがなかった。
私はでも、イキモノの「可愛さ」に興味ないはずだった。「可愛い」という理由で何かを飼う莫迦のことを理解できなかったし、する気もなかった。
つまり奢っていたので、ばちがあたって、
『これ見ても同じこと言えんの?』って刺客が与えられてあっさり堕ちて "自分に限ってそんなことは絶対ない" という愚かな認識とアイデンティティを破壊されたのだった。
それから暫くの間、自身の判断を確かめたくて様々な場所に足を運び、陳列された同種を何十匹も眺めたけど、いまだ比肩する個体はいない。
だから私の目にクルイはなかったが。
「10年飼った子を看取って、しばらく何も飼わないつもりだった…でも、この動物との生活はとても素敵だったから、いづれまたお迎えしようと話していたでしょう。その時どんな子を選ぶ?いま買わなきゃ今後これ以上のものには出逢えない。それで "やっぱりあの時買っておけばよかった"って後悔する!絶対!」
(涙目、顔真っ赤、キレ気味)
そうして衝動買いした小動物は、この4年間、毎日かかさず本当にかわいい。今日もかわいいと思った。昨日も思った。明日も思う。
可愛さに脳が破壊されて赤ちゃん言葉まで使うようになった。ペットに対するマザリーズも莫迦がやることだと思っていたのに自分も完全に馬鹿になった。
当然お金も使ってしまう。
私はもう誰のことも何も批判できない。
でもそんなことは別にどうでもいい。
こんなに素晴らしい最高のものが自分のものである幸せでいっぱいいっぱいだから。
それと同時に私には、その存在をいずれ必ず失うという大きな不幸が待っているわけだが。
かわいい小動物はどんなふうに死ぬんだろう。死骸もやっぱりかわいいんだろうか。
そのあと、また同種を飼うのかな?
そしたら新たに飼った子はずっと比較されるのかもしれない。「かわいさで劣るな」って。それとも可愛さで匹敵するか、上回る個体と出逢って、再び衝動買いするかな?もしくはもう飼わなくなるか。
そんなことを考えてしまうほどのかわいさを味わいながら4年目に突入するのでした。
(補足)
…とか書いたけど、かわいい小動物の次の子はすでに迎えていて、こいつもかなり可愛い部類だがなにぶん売れ残りの成体を買ったもので
環境がそういう感じだったのもあり野生児的。
そこがかわいい。私が飼うものはみんな特別にいい。でもそれをすべて失うさだめ。そういう呪いだ。
終わり閉じる
4年前まではイキモノの衝動買いなんて許せなかった。何の準備もなくその場の勢いで持って帰るなんてあり得なかった。
なのにイベントで「一目惚れ」してしまい、自分自身に聴牌って夫に相談したり説得したり言い訳したり、そのうち何故か半泣きで怒ったりして夫を面白困惑させ、結局その生体を買って帰ったのだ。
かわいい小動物はまず、顔が可愛かった。そして顔以外のすべても可愛かった。これほどかわいい個体は見たことがなかった。
私はでも、イキモノの「可愛さ」に興味ないはずだった。「可愛い」という理由で何かを飼う莫迦のことを理解できなかったし、する気もなかった。
つまり奢っていたので、ばちがあたって、
『これ見ても同じこと言えんの?』って刺客が与えられてあっさり堕ちて "自分に限ってそんなことは絶対ない" という愚かな認識とアイデンティティを破壊されたのだった。
それから暫くの間、自身の判断を確かめたくて様々な場所に足を運び、陳列された同種を何十匹も眺めたけど、いまだ比肩する個体はいない。
だから私の目にクルイはなかったが。
「10年飼った子を看取って、しばらく何も飼わないつもりだった…でも、この動物との生活はとても素敵だったから、いづれまたお迎えしようと話していたでしょう。その時どんな子を選ぶ?いま買わなきゃ今後これ以上のものには出逢えない。それで "やっぱりあの時買っておけばよかった"って後悔する!絶対!」
(涙目、顔真っ赤、キレ気味)
そうして衝動買いした小動物は、この4年間、毎日かかさず本当にかわいい。今日もかわいいと思った。昨日も思った。明日も思う。
可愛さに脳が破壊されて赤ちゃん言葉まで使うようになった。ペットに対するマザリーズも莫迦がやることだと思っていたのに自分も完全に馬鹿になった。
当然お金も使ってしまう。
私はもう誰のことも何も批判できない。
でもそんなことは別にどうでもいい。
こんなに素晴らしい最高のものが自分のものである幸せでいっぱいいっぱいだから。
それと同時に私には、その存在をいずれ必ず失うという大きな不幸が待っているわけだが。
かわいい小動物はどんなふうに死ぬんだろう。死骸もやっぱりかわいいんだろうか。
そのあと、また同種を飼うのかな?
そしたら新たに飼った子はずっと比較されるのかもしれない。「かわいさで劣るな」って。それとも可愛さで匹敵するか、上回る個体と出逢って、再び衝動買いするかな?もしくはもう飼わなくなるか。
そんなことを考えてしまうほどのかわいさを味わいながら4年目に突入するのでした。
(補足)
…とか書いたけど、かわいい小動物の次の子はすでに迎えていて、こいつもかなり可愛い部類だがなにぶん売れ残りの成体を買ったもので
環境がそういう感じだったのもあり野生児的。
そこがかわいい。私が飼うものはみんな特別にいい。でもそれをすべて失うさだめ。そういう呪いだ。
終わり閉じる






