书[62件](2ページ目)
これからくるオシャレ。それは 呪物(fetish)コア
202X年・呪物は"着る"
ファッションを通じてアニミズム的なアレへの信仰をとりもどし、超自然的加護で身を硬めた人々は存在そのものが厄除となりアセンション。
となると手始めにナザール🧿ボンジュウのグラスコードは必須のため
探してみたところ一応あったけどチェーンが金属製で金属アレルギーなので終わった。 #日記
202X年・呪物は"着る"
ファッションを通じてアニミズム的なアレへの信仰をとりもどし、超自然的加護で身を硬めた人々は存在そのものが厄除となりアセンション。
となると手始めにナザール🧿ボンジュウのグラスコードは必須のため
探してみたところ一応あったけどチェーンが金属製で金属アレルギーなので終わった。 #日記
夜になると湧いてくる水槽のカワコザラガイをプチプチ潰していると生命について考えさせられる
リアル"消すと増えます"生命体を手作業で駆除することは不可能で、無意味なことだ。殺しても殺さなくてもどのみち無限湧きするから
水槽をリセットしない限り。
無論、そのうちリセットするし
すべてに熱湯をぶっかけて完全に殲滅したるので此処のコザラガイの歴史はいずれ確実に終わる。
けど、その瞬間までは彼らの営みは止まらない
潰しても潰しても繁栄するだろう。どうせ消えるのに。
その煩わしさ、気色の悪さこそが生命のあり方として正しく、生き物の強さであり美しさなのかもしれない
かたや人類にはキショさが足りなくなっているのではないか。すなわち美しさも…閉じる
リアル"消すと増えます"生命体を手作業で駆除することは不可能で、無意味なことだ。殺しても殺さなくてもどのみち無限湧きするから
水槽をリセットしない限り。
無論、そのうちリセットするし
すべてに熱湯をぶっかけて完全に殲滅したるので此処のコザラガイの歴史はいずれ確実に終わる。
けど、その瞬間までは彼らの営みは止まらない
潰しても潰しても繁栄するだろう。どうせ消えるのに。
その煩わしさ、気色の悪さこそが生命のあり方として正しく、生き物の強さであり美しさなのかもしれない
かたや人類にはキショさが足りなくなっているのではないか。すなわち美しさも…閉じる
虫が好きだとゲテモノ扱いされるけど、虫はふつうにゲテモノだし、キモがられるのは当たり前。
そういうの気にするなら虫はやめとけ。
大型犬連れて歩いてると道ゆく人々に避けられるばかりか、怖いだなんだとヤジられることもあるけど、デカい犬はふつうに怖いから仕方ないよ。
そういうの気になるなら大型犬はやめとけ。
そういうの気にするなら虫はやめとけ。
大型犬連れて歩いてると道ゆく人々に避けられるばかりか、怖いだなんだとヤジられることもあるけど、デカい犬はふつうに怖いから仕方ないよ。
そういうの気になるなら大型犬はやめとけ。
アレにさいなまれて呻いてたら愛玩生命体がタイトにハグしてくれた。こんなに切ない小動物がいるか。死んだら納骨せずにずっと手元においてやるからな
ゴミ屋敷の家主が死に、遺品整理に入ったら冷蔵庫から猫のバラバラ死骸が出てきた話を聴いて「えぇ…」と思ったけど
冷蔵庫は元イキモノをバラしてしまっとく箱ではあるので、家主の思想によってはそういうこともあるのかもしれない。
私だって
自分が死んだあとどこかの誰かがMy冷蔵庫を開けたとき、その中身ははたして他人を驚かさないと言えるのか。過去にペットの死骸を冷蔵、冷凍したことはあるし、タイミングによってはそういうものが一つや二つ入ってるかもしれない。猫ほどの大動物でなくても、食材ではない何らかの死骸が入ってたらふつうのひとはゾッとするだろう。そこに至るまでに諸般の事情があろうとも、文脈がわからなければただ不気味なだけだ。
それに考えたことあるよ、愛犬(20〜30kg)の死骸も冷凍保存できたらいいのにって。デカい冷凍庫、限りなく細胞の劣化を防いでくれる最高のデカい冷凍庫で死んだイヌを半永久的に保存できたら…
だけど今日まで思いつかなかった、多少大きくてもバラせば家庭用冷蔵庫に納まるとは。なんだ、その手もあったんだ。…いや発想しててもやらないけど、素人のヘタな解体なんて一瞬絵になるだけで後悔しか残らないし
それやるならプロのひとにお願いして骨格標本と毛皮に分けて加工してもらいたい
ユカマンチェーンソービギニングみたいな話になってて草
ともかく
餌用のネズミやヒヨコが冷凍庫に入ってることと大した差はないはずなのにペットの死骸を保存してると狂気っぽさが出てくるのは不思議だね。
そんな冷蔵・冷凍庫の絵を、昔、描きはじめてずっと凍らせているので、なにかバラバラになったものでも描き足して仕上げたいと思った。
てか猫をバラバラにして冷蔵庫にぶち込んでるのはふつうにイカれてるしこわい。閉じる
ゴミ屋敷の家主が死に、遺品整理に入ったら冷蔵庫から猫のバラバラ死骸が出てきた話を聴いて「えぇ…」と思ったけど
冷蔵庫は元イキモノをバラしてしまっとく箱ではあるので、家主の思想によってはそういうこともあるのかもしれない。
私だって
自分が死んだあとどこかの誰かがMy冷蔵庫を開けたとき、その中身ははたして他人を驚かさないと言えるのか。過去にペットの死骸を冷蔵、冷凍したことはあるし、タイミングによってはそういうものが一つや二つ入ってるかもしれない。猫ほどの大動物でなくても、食材ではない何らかの死骸が入ってたらふつうのひとはゾッとするだろう。そこに至るまでに諸般の事情があろうとも、文脈がわからなければただ不気味なだけだ。
それに考えたことあるよ、愛犬(20〜30kg)の死骸も冷凍保存できたらいいのにって。デカい冷凍庫、限りなく細胞の劣化を防いでくれる最高のデカい冷凍庫で死んだイヌを半永久的に保存できたら…
だけど今日まで思いつかなかった、多少大きくてもバラせば家庭用冷蔵庫に納まるとは。なんだ、その手もあったんだ。…いや発想しててもやらないけど、素人のヘタな解体なんて一瞬絵になるだけで後悔しか残らないし
それやるならプロのひとにお願いして骨格標本と毛皮に分けて加工してもらいたい
ユカマンチェーンソービギニングみたいな話になってて草
ともかく
餌用のネズミやヒヨコが冷凍庫に入ってることと大した差はないはずなのにペットの死骸を保存してると狂気っぽさが出てくるのは不思議だね。
そんな冷蔵・冷凍庫の絵を、昔、描きはじめてずっと凍らせているので、なにかバラバラになったものでも描き足して仕上げたいと思った。
てか猫をバラバラにして冷蔵庫にぶち込んでるのはふつうにイカれてるしこわい。閉じる
崩れていく体型!崩れていく歯並び!崩れていくメンタル!老化により崩壊する心身… それが中年のクライシスかあ
でも人間の価値ってそこにしかないわけじゃないし、別によくね壊れても。
老いについて考えるとき、シニア期の愛犬を思い出す。
愛犬の老いた姿は若い頃とくらべて劣っていて醜く恥ずかしかった?
と、自問が浮かぶのだ
そんなわけない、年をとっていくイヌも最高によかったから。
イヌに言えない言葉は自分にも向けるべきでないので、飼い主として胸を張って老化したい。
… 狂人たちによる狂気的行動に疲弊してから如実に白髪とか増えてまぢ老けた今日この頃ですが老いはともかく体力はほしいからカラダを鍛えたほうがいいと思う(20年前から言ってる)閉じる
でも人間の価値ってそこにしかないわけじゃないし、別によくね壊れても。
老いについて考えるとき、シニア期の愛犬を思い出す。
愛犬の老いた姿は若い頃とくらべて劣っていて醜く恥ずかしかった?
と、自問が浮かぶのだ
そんなわけない、年をとっていくイヌも最高によかったから。
イヌに言えない言葉は自分にも向けるべきでないので、飼い主として胸を張って老化したい。
… 狂人たちによる狂気的行動に疲弊してから如実に白髪とか増えてまぢ老けた今日この頃ですが老いはともかく体力はほしいからカラダを鍛えたほうがいいと思う(20年前から言ってる)閉じる
夫が水滴描いてて、ちょっとヘタだったから
描きかた教えてあげたら上手になってた。
水滴は私も昔、頑張って描いたなあ
難しくて写真資料だけじゃ足りなくて
水を張ったグラスと葉っぱを用意して水の粒を作って観察したり。
そうするとどうやらあの小さな一粒の中に周囲の景色が全部映ってるんだよね。
手で描いたらどれだけ時間かかるか分からない情報量が入ってるの。雨とか降ると、雨粒の一つ一つにセカイが描画されて
それらが一瞬で消えてくことに気が狂うかと思った。
というか狂ってた。
そのころ椎名町の何かが良くないアパートに住んでて、あまりにも良くないから事故物件を疑ったし池袋から巣鴨プリズンの怨念がきてんじゃねーか?と思いつつ雨が降るたびに狂ってた。
でもそこでエントランスに迷い込んだサザナミスズメをはじめて拾ったことは嬉しかった
水の粒なんてちいさいものを凝視してたからか
地味なサザナミスズメの翅の美しさがよく見えた
そうこうしながら水滴と向き合い、いまでも別に上手くはないけど自分なりにいい塩梅に描けるようにはなったから
夫に「こうした方が『らしく』なるよ」とかアドヴァイスしちゃったが、せっかく自力で試行錯誤してたのに余計な口出ししたかもな。
いまは絵の作り方や効率的なTipsがあふれてて、頼まなくたって流れてくるけど
あえてショートカットしないのもおもしろいと思う
という話 (なの?)閉じる
描きかた教えてあげたら上手になってた。
水滴は私も昔、頑張って描いたなあ
難しくて写真資料だけじゃ足りなくて
水を張ったグラスと葉っぱを用意して水の粒を作って観察したり。
そうするとどうやらあの小さな一粒の中に周囲の景色が全部映ってるんだよね。
手で描いたらどれだけ時間かかるか分からない情報量が入ってるの。雨とか降ると、雨粒の一つ一つにセカイが描画されて
それらが一瞬で消えてくことに気が狂うかと思った。
というか狂ってた。
そのころ椎名町の何かが良くないアパートに住んでて、あまりにも良くないから事故物件を疑ったし池袋から巣鴨プリズンの怨念がきてんじゃねーか?と思いつつ雨が降るたびに狂ってた。
でもそこでエントランスに迷い込んだサザナミスズメをはじめて拾ったことは嬉しかった
水の粒なんてちいさいものを凝視してたからか
地味なサザナミスズメの翅の美しさがよく見えた
そうこうしながら水滴と向き合い、いまでも別に上手くはないけど自分なりにいい塩梅に描けるようにはなったから
夫に「こうした方が『らしく』なるよ」とかアドヴァイスしちゃったが、せっかく自力で試行錯誤してたのに余計な口出ししたかもな。
いまは絵の作り方や効率的なTipsがあふれてて、頼まなくたって流れてくるけど
あえてショートカットしないのもおもしろいと思う
という話 (なの?)閉じる
手が痛てー
絵を描くこと自体はヴィラン式リハビリテーションにより馴化されてきたものの、完成した絵を公開するか?となるとそういう気持ちにはなれない今日このごろ
でもそのことについてあまり考えるとまた「そもそも描かない」選択を取る。
自分のためには絵を描くことが一番いいけど、世のためには描かないことが一番いいから。
『生きてる間は作品非公開。死後に公開します。私が死ぬの待ってて!』
って形にしたばあい、
「はやく死んで」って想ってもらえたら幸せなのかな?
「作品なんて見れなくていいから生きてほしい」と願われる方がうれしい?
創るひとにはどっちが多いだろう。
自分がファン側なら、好きな作家がそんなクソの提示してきたら困っちゃうかも。閉じる
絵を描くこと自体はヴィラン式リハビリテーションにより馴化されてきたものの、完成した絵を公開するか?となるとそういう気持ちにはなれない今日このごろ
でもそのことについてあまり考えるとまた「そもそも描かない」選択を取る。
自分のためには絵を描くことが一番いいけど、世のためには描かないことが一番いいから。
『生きてる間は作品非公開。死後に公開します。私が死ぬの待ってて!』
って形にしたばあい、
「はやく死んで」って想ってもらえたら幸せなのかな?
「作品なんて見れなくていいから生きてほしい」と願われる方がうれしい?
創るひとにはどっちが多いだろう。
自分がファン側なら、好きな作家がそんなクソの提示してきたら困っちゃうかも。閉じる
毒親になるぞ!
と思って親になる人間はいないわけで
毒親(と呼ばれる類いのひと)は自分が毒親だという自覚は持てないだろうし、それどころか "『良い親』"って自認じゃないかなー
「完璧とは言わないがかなりイイ部類の親」くらいの自己評価じゃねえかな?
わからんけど
狂人とひとくちに言っても生まれつき何かが欠落した者ばかりでなく
元はごくふつうの人間がじょじょにおかしくなった結果"そこ"に至ることはままあるだろう
人間が壊れる時、ある日を境にいきなり発狂するわけじゃなくて、黄昏に陽が落ちていつの間にか暗くなっている空の色のように…
5年前の自分といまの自分の違いは自覚できても、昨日の自分と今日の自分に違いがあるかはわからないように
ゆっくりちょっとずつ知らず知らずに変容しているものだから。
ああ怖い。
夜はだれにでも訪れる。
闇のなかにいる獣と悪霊と邪鬼に心と身体を貪られないために、夜通し明かりを灯さなければ…
まあ、人生にはかわたれ時もあって
つまり良くなっていく時も同じではあるが。
夜もまたいつの間にか薄まって、気づけば陽に照らされた明るい世界がキラキラ広がっているから
暗くて怖かった夜のことは良くない夢でも見ていたように忘れてしまう。
ああ怖かった。
夜が明けてよかった。
でも、夜のうちに命運が定まってしまうことも
多いだろうなあ…?閉じる
と思って親になる人間はいないわけで
毒親(と呼ばれる類いのひと)は自分が毒親だという自覚は持てないだろうし、それどころか "『良い親』"って自認じゃないかなー
「完璧とは言わないがかなりイイ部類の親」くらいの自己評価じゃねえかな?
わからんけど
狂人とひとくちに言っても生まれつき何かが欠落した者ばかりでなく
元はごくふつうの人間がじょじょにおかしくなった結果"そこ"に至ることはままあるだろう
人間が壊れる時、ある日を境にいきなり発狂するわけじゃなくて、黄昏に陽が落ちていつの間にか暗くなっている空の色のように…
5年前の自分といまの自分の違いは自覚できても、昨日の自分と今日の自分に違いがあるかはわからないように
ゆっくりちょっとずつ知らず知らずに変容しているものだから。
ああ怖い。
夜はだれにでも訪れる。
闇のなかにいる獣と悪霊と邪鬼に心と身体を貪られないために、夜通し明かりを灯さなければ…
まあ、人生にはかわたれ時もあって
つまり良くなっていく時も同じではあるが。
夜もまたいつの間にか薄まって、気づけば陽に照らされた明るい世界がキラキラ広がっているから
暗くて怖かった夜のことは良くない夢でも見ていたように忘れてしまう。
ああ怖かった。
夜が明けてよかった。
でも、夜のうちに命運が定まってしまうことも
多いだろうなあ…?閉じる
#感想文 #映画
ナインスゲート (1999) The Ninth Gate
好き : ❤️❤️❤️❤️🩶
本マニアが稀覯本のために頑張る映画。
本マニアである夫が観たことないというので一緒に観た。
昔観たときはピンとこなかったけど、改めて観たらかなり面白かった。
じつは本マニアと見せかけた悪魔マニアたちのお話でオカルト作品だけど、それより主人公である若かりしジョニーデップがカッコよすぎ。
作中の希少本の扱いが雑すぎて
(世界で一冊もしくは三冊しかない本を日光にさらす、剥き身で持ち歩く、本の上で飲酒喫煙するetc)
夫は悶絶してた。貴重な本は保護して冷暗所で保管。読むと痛むので読んじゃダメらしい閉じる
ロングレッグス (2024) Longlegs
感想 : ✝️🐐
新人女性FBI捜査官が連続猟奇殺人事件を捜査するお話ということで、予告等で羊たちの沈黙が引き合いに出されていたが
内容としては
FBIはFBIでも、クラリスでなくモルダーとスカリーの管轄のお話であり
ほぼナインスゲートであり
監督の好きなもの全部乗せサブカルコラージュ映画であって、なんでも許せるひと向け。
機能不全家庭ホラーでもある (ぶっちゃけそれが作品のテーマらしい?)
監督のバックボーンがどえらい闇深育ちということで闇の解像度が高く、こなれてる。しかし主人公はさすがに陰すぎるかも
映像がきれいで、オマージュ過多を差し引いても明暗・色彩が美しくどのシーンを切り取っても映える。映像、美術、演技はとても良かった
しかしシナリオは、散りばめたモノの回収が出来ておらずそれが良い効果を生んでるわけでもなく。
そも、基本的にクライムサスペンスとオカルトは相性が良くないというか
『犯人は一体どんなトリック使ったの?!➡️ 超自然的パワー(悪魔)によるものでした』
だと、しらけるんだよね。
逆なら良かったのに。
「この事件やばすぎ。まぢでがち悪魔の仕業かも。存在するのか悪魔って。。」 からの科学的解決、謎全部解明。でもほんのちょっとだけ「悪魔、いたのかもな…」とオカルトの残り香を漂わせてFIN
無難すぎるか。それは
解説や考察も含めるとまあまあ楽しめたし個人的に嫌いじゃないけど人に薦めるのは難しい。
面白いとは言えないが、観た者同士で反省会すると盛り上がるかもしれない
と思いました。
余談:
作中カットインでヘビの映像が(おそらく悪魔的象徴として)差しこまれるのだけどたぶん完全にボールパイソンだったから「悪魔もペットスネークが好きなんだ」と思った
夫は「ゆかまん絶対ダメ出しする、ダメかも」と思ったらしい
ダメ出しなんてしないよ。悪魔だって顔可愛くて扱いやすい蛇がいいだろう。まあ得体の知れない恐怖感が売りの作品で得体が知れるモノが出ちゃうと怖くはなくなるが閉じる
ナインスゲート (1999) The Ninth Gate
好き : ❤️❤️❤️❤️🩶
本マニアが稀覯本のために頑張る映画。
本マニアである夫が観たことないというので一緒に観た。
昔観たときはピンとこなかったけど、改めて観たらかなり面白かった。
じつは本マニアと見せかけた悪魔マニアたちのお話でオカルト作品だけど、それより主人公である若かりしジョニーデップがカッコよすぎ。
作中の希少本の扱いが雑すぎて
(世界で一冊もしくは三冊しかない本を日光にさらす、剥き身で持ち歩く、本の上で飲酒喫煙するetc)
夫は悶絶してた。貴重な本は保護して冷暗所で保管。読むと痛むので読んじゃダメらしい閉じる
ロングレッグス (2024) Longlegs
感想 : ✝️🐐
新人女性FBI捜査官が連続猟奇殺人事件を捜査するお話ということで、予告等で羊たちの沈黙が引き合いに出されていたが
内容としては
FBIはFBIでも、クラリスでなくモルダーとスカリーの管轄のお話であり
ほぼナインスゲートであり
監督の好きなもの全部乗せサブカルコラージュ映画であって、なんでも許せるひと向け。
機能不全家庭ホラーでもある (ぶっちゃけそれが作品のテーマらしい?)
監督のバックボーンがどえらい闇深育ちということで闇の解像度が高く、こなれてる。しかし主人公はさすがに陰すぎるかも
映像がきれいで、オマージュ過多を差し引いても明暗・色彩が美しくどのシーンを切り取っても映える。映像、美術、演技はとても良かった
しかしシナリオは、散りばめたモノの回収が出来ておらずそれが良い効果を生んでるわけでもなく。
そも、基本的にクライムサスペンスとオカルトは相性が良くないというか
『犯人は一体どんなトリック使ったの?!➡️ 超自然的パワー(悪魔)によるものでした』
だと、しらけるんだよね。
逆なら良かったのに。
「この事件やばすぎ。まぢでがち悪魔の仕業かも。存在するのか悪魔って。。」 からの科学的解決、謎全部解明。でもほんのちょっとだけ「悪魔、いたのかもな…」とオカルトの残り香を漂わせてFIN
無難すぎるか。それは
解説や考察も含めるとまあまあ楽しめたし個人的に嫌いじゃないけど人に薦めるのは難しい。
面白いとは言えないが、観た者同士で反省会すると盛り上がるかもしれない
と思いました。
余談:
作中カットインでヘビの映像が(おそらく悪魔的象徴として)差しこまれるのだけどたぶん完全にボールパイソンだったから「悪魔もペットスネークが好きなんだ」と思った
夫は「ゆかまん絶対ダメ出しする、ダメかも」と思ったらしい
ダメ出しなんてしないよ。悪魔だって顔可愛くて扱いやすい蛇がいいだろう。まあ得体の知れない恐怖感が売りの作品で得体が知れるモノが出ちゃうと怖くはなくなるが閉じる